月曜日, 11月 04, 2013

ニュートラルに入りにくい。対策完了。(SRX)

うん。完全に治りました。なんの違和感もなく、まったく操作を意識することなく普通にニュートラルに入るようになりました。クラッチに流入する油量が、ここまでドラッグに影響するとは思いませんでしたし、純正対策品を見るまでは正直なところ懐疑的でした。しかしここまで完璧に改善するとは・・

ちなみに、スプリング・クラッチボスについてですが、今回は取り付けせずに組んで見ました。ドラッグを小さくする寄与度としては小さいかもしれませんが、エンジン停止時の1速・クラッチ断時の押し出しの強さを鑑みて、組み付けないこととしてみました。組み付けないことによるネガティブな部分が小さかったことも要因のひとつです。やはり、ニュートラルに入りにくい場合の対策の主は、プッシュロッド1の改良ということに尽きると思います。

しかし、純正改良部品は販売終了・・

なんとか再販してもらえないのでしょうかねぇ。
公道使用に危険な箇所でしたらリコール等になるのでしょうけど、微妙な部品ですし。でも、メーカーとして対策部品を出していた訳ですし、作動に問題があったことは明白です。お客様相談室に相談するなど、要望があれば再販することも決して不可能ではないと思います。ニュートラルに入りにくいばかりに、危ない経験をした等、事例を挙げた上で対策部品販売終了の不承を主張すれば、メーカーも弱いのでは?と思います。 国土交通省に・・  いや、やめておきます。他力本願ではじめた対策。最後の最後まで他力本願なので、ちょっとバツの悪い結末ですね。

それと・・

今回、作業にあたり、分解して組み付けるまで一週間程度クランクケースカバーを外した状態でバイクを放置していました。カバーを外したところにはビニールバッグをテープで養生し、ボディカバーを掛けていたので大丈夫だったのですが、ケースカバーに油圧のチックバルブがあるせいもあり、油圧経路にエアー噛みを起こしてしまいました。毎度エンジンオイルは抜かずに作業していたので、エアー噛みを起こすとは想像しなかったのですが、組み付け後、まったく油圧が掛からない状態になりました。(ドライ散布であるSRXでは、オイル交換時のお約束ではありますが。)まぁ、また自転車の空気入れでオイルタンクへ空気を送り、オイルポンプへの送油を促すわけですが、これが本当に大変なのです。クラッチ対策作業30分。オイルのエアー抜き3時間・・その間、バッテリー充電を繰り返しながら、永遠と思えるポンピング・・もう本当にへとへとです。前回のレストア時に懲りている(このときは、複数日ポンピングしましたから・・)ので、エアーポンプオイルタンク間のエアー漏れ対策・オイルフィルター部からの呼び水(オイル)等の万全対策にもかかわらず、この燃え尽きたような疲労感。やはり、コンプレッサーのない環境での作業は、相当な覚悟が必要と思われます。エンジンを壊してしまったら、もともこもないですからね~


2 件のコメント:

さんのコメント...

こんばんわ。お久しぶりです。PCを入れ替えた時にブックマークを失ってしまって。。。
やっと見つけました^^;
シンプルさんのブログで書き込みされてたので、リンクは?って探したり。。。^^;

SRXのニュートラルですが、うちのは比較的問題なく入ります。時々スネますけどね(笑)
今回のこの件って、メーカーがよくやってるパターンですよね。うちのVWもパーツ交換等で純正を取ると、勝手に変わってたりしますから(苦笑)
調子よくなるなら、かなり魅力的ですよね。

ふぅ さんのコメント...

こんにちは~
探して頂いて、すみませ~ん^^今回注文した部品のほとんどが無駄になってしまいました。調べてみると、フリクションプレートはSRV250にも使えるようなので、知り合いにもらわれて行きました。めでたし、めでたし。

部品の改良は予告なしですね~仕方ないとは思いますが・・