月曜日, 6月 30, 2014

う~の修理(wolseley hornet MK3の整備)



いゃっほ~


トランクが開きました。いゃぁ~何年振りだろう。トランク内にバッテリーが載っている「う~」にとって、トランクが開かないことは致命傷。このところトランクの隙間から、プラスチックの薄板を突っ込んで、しこしことラッチのあたりを押していたのですが、一向に開く気配のないトランク。途方に暮れていたところ、あるホームページ上にバックシートが外れている写真が・・もちろんバックシートを外そうと試みたこともあるのですが、ボルト止めされているらしく、そのネジは、トランク内からしかアクセス出来ないものだと思われました。


ここにトランク内とアクセスできる穴があったんですね~ここから腕を突っ込みバックシートを取り付けるネジを緩めます。実際はシートがある状態なので、かなり強引にシートをめくりあげて、何とかバックシートを取り外すことができました。シートが外れてしまえば、この穴から中にある物が取り出せます。こまごまとした部品や、キャンプ道具など、ちょっと懐かしい物が次々と救出されていきます。


トランクの中身は、こんな感じです。この折り畳みテーブルがトランクラッチを圧迫して、トランクがあかない状態になっていたようです。なくて困っていたガレージジャッキやウマ。電動ポリッシャー、ソロ用テントなど、いろいろな物が救出され、うれしい反面、全部をまたトランクにしまうことも憚るので、しまって置くところを探さなければ・・とにかくこれで、整備を開始することができます。やっほ~




月曜日, 6月 23, 2014

う~の修理(wolseley hornet MK3のキャブレター修理3)


車体に取り付けてみました。ちなみにこのキャブレターは、口径1・1/4サイズでHS2と呼ばれているらしいです。現在も新品が入手でき、補修部品も手に入る状況の様ですが、完全にこの時代のものと、部品ごとの互換があるかはわかりません。ガスケットやフロート、二ードルバルブなんかは大丈夫な気がします。現代でもほとんどの機関部品が比較的安価に手に入る状況は大変ありがたい限りであります。車体に取り付けてエンジンを掛けてみると、ガソリン漏れは大丈夫そうです。エンジンの吹け上がりも、ジェットの調整で良い感じ。また、アイドリングは、とても安定しています。旧キャブレターだと、1000rpm以上でないと安定しない状況でしたが、それより低い回転でも、まったく大丈夫。


これは、旧キャブレターをスロットル全開にしてピストンを覗いているところ。ピストンの下面から少しだけ光が漏れていますが、本来の隙間はもう少し大きいようです。ピストン下面にあるクリアランスを規制する部分が擦れて、適切なクリアランスから外れてしまっていた模様。アイドリングでもピストンは若干上がっているかもしれませんが、旧キャブとの違いはここと、ピストンの動きの渋さくらいだと思われます。エンジンの掛かりも大変よく、ランオンも何故か解消され、なかなか好調です。ランオンって、知っている人少ないだろうなぁ~(知る必要もない用語です。)


トランクは、相変わらず開きませんが、隙間からいらないプラスチックカードを差し込んで、うりうり突っついています。毎回30分ほどやっていますが、一向に開かないトランク・・・・・・・



金曜日, 6月 20, 2014

う~の修理(wolseley hornet MK3のキャブレター修理2)


オークションで手に入れたキャブをポン付けしたところ、ガソリンがジャジャ漏れです。でも、エンジンは調子よくかかり、アイドリングも安定です。空ぶかししたところ、若干エンジンのつきが悪い印象がありますが、このキャブの良いところで、ニードルとジェットの関係位置が自由にセッティングできるので、のちに持越し再びキャブを下しました。ガソリン漏れは、写真のようにフロート室からジェットに伸びる配管の継ぎ手が原因。古くなってくると大抵ここのゴム部品が硬化してダメになってしまいます。国産のゴム製品は、なかなかここまで硬化しないのですが、本当にプラステックの如き。
旧キャブは、前回にここの部品をアッセンブリで交換していたので、そちらの部品を丸ごと移植します。これで修理完了予定。週末には普通にエンジンが掛かるかな~とは言ってもバッテリなし、バッテリーのいる場所であるトランクは開かずで、難題山積ですが、ほんのちょっと前進です。

月曜日, 6月 16, 2014

う~の修理(wolseley hornet MK3のキャブレター修理。)


オークションで、うーのキャブレターを入手しました。不明キャブレターで出品されていたため、600円程度の破格な値段で手に入れることができたのですが、程度もなかなか良好そうです。軽く分解してみましたが、ピストンの作動やリンケージもスムーズ。チョークワイヤーを押さえるカラーがつぶれている程度で、これは今ついているキャブから外して交換すれば問題なしです。その横のバキューム取り出しの様なものは何だろう。もともとのキャブにはついていない。スロットルとピストンとのバレル内に貫通しているのだが、閉じとけば大丈夫なのかな。まあ、一通り掃除して組立ポン付けで調子よく作動しそうな予感です。最近JCOMの有料番組「ディスカバリーチャンネル」に加入して、クラッシックカーのレストア番組にはまっています。すこし火がついてきました!