水曜日, 10月 14, 2015

ビーノのレストア8(フレーム入手)


部品の整備や磨きがだいぶ落ち着いてきましたので、フレームの入手です。そう、フレームがないと、一切の組み立てが出来ないので、仕方なく業者から高価なフレームを手に入れた次第です。このフレームは、本来と同じくSA10Jで、Gロックと言うヤマハの盗難防止システムが組み込まれていないもの、そして、初期型のフレームは、型式が違うので、それなりに入手に苦労しました。

入手したフレームは、悪くない程度でしたが、溶接部など若干のさびがあったので、黒のスプレーで補修しておきます。


それと、サブフレーム(エンジンマウント)がフレームと接触している箇所があるのですが、スプリングとエンジンマウントが擦れて、少しづつ削れてしまっています。ばね材とフレーム材ですからね・・フレームが負けて減ってしまいます。


こちらは、オリジナルの3000kのものなので、ほとんど擦れは見られません。恐らく、スプリングシート全面に減り跡が出るくらいには、受圧面積が大きくなるので、そこからの減りは減少して問題ないと思われますが、一応、スプリングシートをフレームより少しやわらかい材質で作り、対応しました。


S45C生材削りです。中心にグリスだまりを設けました。ここにグリスを詰めて置き、削れてくると、グリスも出てくるという寸法。 材質については、フレーム材がS45CまたはSCM435調質材を想定し、少し高度の低いものを選びました。

 

グリスは、カッパーグリスを選択しました。雨にも流れにくそう。


こんな感じでフレームと接触します。これで、純正の新品と同じ程度以上の耐久は確保されたと思われます。これで安心して組立が進められますね~






火曜日, 10月 06, 2015

パナソニック ビルトイン食洗器故障・修理(2)


しかし食洗器って、開けてみると単純~こんなものが定価10万以上するなんて、ぼったくり・・部品点数からいって、車やバイクは破格値ですね。

ただ、我が家の食洗器に対する依存度は非常に高いので、なんとしてでも治さねば!まずはパナソニックお客様相談室に電話して、部品の手配方法を聞いてみると、「個人のお客様は、指定販売店・修理業者での修理以外の対応は出来ません。」とのこと・・何かあったら的な対応で、理解できなくもないが、車やバイクなら、販売店以外での修理、部品の販売は出来ません。と言っているのと同じである。非常に納得できないのだが、先日、パナソニックの洗面台のヘアーキャッチャーを注文した、近所のリフォーム屋さんに聞いてみる。

町のリフォーム屋さんは、大変親切。部品の確認から、注文、お届けまで、すべてお願いしてしまった。本当に恐縮です。そんなわけで部品が到着したのだが、販売から5年で、部品手配が出来なくなるとのこと・・ギリギリセーフで在庫がありました。


中ブタパッキンは、ASSY販売のみで丸ごと交換です。


急いで交換、組み立てを行ったので、新品の交換部品の写真を取り忘れたのですが、上の写真が交換した後の部品です。キッチンに排水するパイプ以外も含む排水キットになっていて、交換手順書もあり、一部は対策部品と思われる材質が更新された部品もありました。外してみると、そのパイプもぱっくりと割れており、ホース自体の寿命は5年足らずということになりそうです。


購入した部品を交換して、終了。部品交換は、取説を見なくても、それ程難しい感じではないと思いますが、写真付きで、とても詳しく解説されてますし、ホースの位置など、きちんとマーキングされてあるので、組間違いも防げそうです。部品の価格は、中蓋とホースキットで、8千えん越えくらいでした。ホースキットだけだと、2千円以下で収まるので、修理にかかるコストはリーズナブル。もちろん修理は自己責任ですが、部品がなくなる前に買って置くことも、修理を依頼するにしても良いかもしれません。部品がないので修理不能と言うことも防げると思います。でも買うと、他の部品が先に故障したりして・・そんなものですよね~


我が家では、食洗器の稼働が多くヘビーだとは思いますが、意外と簡単にホースが破れて水漏れしてしまうのね・・と言う感想。漏れちゃうと直にシャーシに溜まり、さびだらけ・・こんな簡単な構造だとは、夢にも思わなかったなぁ・・最低でも二重構造で、それでもたまっちゃったらセンサーが働く。それくらいで普通だと思うけどね。基本、ビルトイン食洗器は、割高感満載です。

ただ、便利なんですよね~
また、オークションで安い出物を探っておきましょう~(置くところはあるのかな?)



金曜日, 10月 02, 2015

タントの整備(ストップバルブ切れ。)


タントのストップランプが切れました。自宅前通行中の方に教えてもらいました。10年も乗っているので、仕方なしですね・・

タントのストップランプは、上のアッセンブリを外すわけですが、これ、結構外しづらいです。ボディパネルの合わせ面から出たシール材が、取り外しを阻みます。結構強引に外しました。


バルブを換えてみると、変色が凄いですね。右(新品)左(切れていない方のバルブ)もちろん両バルブ交換しました。モノタロウで360円くらいかな~(2個入り小糸?)


ビーノのレストア7(パーツのチェック・磨き)


このビーノは、エンジンの状態が大変よろしいので、エンジン以外の部品を全部分解して、清掃、磨き、適切な給油をして組み立てます。

上の写真のとおり、シリンダーのクロスハッチもバッチリ残っていますし、ピストンも新品の様。


電装、スイッチ類は、完全に分解して、適切に給油したました。プッシュキャンセルウインカースイッチの作動も、以前よりかなり改善されました。


カバー類も、チョイノリと違って、光っていてもおかしくないので、磨いてみました。スコッチブライトの研磨パッドを使えば、細かく入り組んでいるところも、難なく磨くことができます。シートの番数を上げてゆき、鏡面に近づけ、最後はピカールで仕上げます。
でもこの後に真鍮ブラシで磨いて仕上げるのがお気に入り。光すぎないしっとりとした仕上がりになります。このような感じで、部品単品ずづ、それこそネジ一本まで個別に磨いてゆきます。とても気が遠くなる莫大な時間が掛かりますが、僕にとっては楽しい時間。というか、時間を忘れますね~

この パッドは、ヘアライン仕上げに使用する事も効果的。SRXのトップブリッジもこれで仕上げましたが、純正品違わぬ仕上がりです。(ヘアライン仕上げ用パットもあるみたいですね~)