木曜日, 6月 20, 2013

緩むなら、また締め付けよう、ボルトナット。


イグナイター固定ボルト、ナット。リアフェンダー(自作)取り付けボルト。共に脱落及び緩みが生じていました。「単気筒の振動って、凄いですね~」なーんて、今まで緩んだ場所ってニュートラルスイッチくらいだったから、閉め忘れただけなのかも・・とりあえずボルトは増し締めしておきました。イグナイター取り付けは、ボルトナットなのですが、ナットをジュラルミン(A2017)へ変更して締め付け。これは、摩擦係数が大きい(同じ締め付けトルクなら軸力は減りますが、軸力に期待できるほどのトルクで締め付けないので。)及び、電蝕にて固着してくれたらよい感じ~みたいな・・
ですから、スレッドコンパウンドは塗らずに締め付けておきました。

緩み防止として思い浮かぶ手段としてロックタイトがありますが、これはどうも嫌いです。まぁ緩みませんねぇ~でも、整備をする上で嫌気性緩み防止剤にはこりごりです。M5以下のボルトなど、もう二度と取れない前提ですね・・弱・中強度のものもありますが、やはり痺れます。ニュートラルスイッチには、あえて高強度のものを、高強度インナーヘックスボルトで締め付けましたが、これは、もう二度ととれなくて良し。取る時はボルトを破壊する前提で取り付けました。普通は、そんな事を前提として取り付けたりしないものだと思います。また、今回とは逆の手段(通常使われる手段はこちらかも。)ネジの緩み防止として、モリブデングリスを塗り、摩擦を下げて、軸力を上げる方法。塑性域に達してない場合は、一割くらい軸力が上がりますので、緩み防止に有効な場合があります。摩擦を下げて緩み防止って、感覚的には抵抗がありますが、高トルク、高負荷の部品の締め付けには、案外有効な手段になります。

月曜日, 6月 17, 2013

梅雨の晴れ間に細々と調整。


マスターシリンダー径13mmで、リザーブ一体式のブレンボOEMマスターシリンダー。純正品と同等のフィーリングで好感。ニッシンにも(14mm)一体式の物もあり、こちらの方がO/H時のインナーキット等の補修部品の入手にアドバンテージがありそうなのですが、値段に負けました。
純正マスターより、握りがかっちりした印象ですが、こちらはマスター径の違いより、ホースをステンメッシュにした事による影響が大きいと思います。タッチの好みとしてはゴムホースの方が良いのですが、純正部品は高価すぎ。比較的安価な長さ別の汎用ゴムホースが発売されていると嬉しいんですけどね~売れないんでしょうね。
それと、再度書きますが、このマスターのエア抜きは過酷です。循環させない場合、2Lくらい平気でブレーキフィルードを使用してしまうので覚悟が必要です。それくらいしつこくエア抜きを行わないと、正常な節度は得られ無いようなのです。(完全にエアーが抜けた状態では、非常にかっちりとしたタッチになります。)組み立てラインでは、真空にして一気に油圧ラインにフィルードを送り込むなどの普通では行う事の難しい方法を使っているのかもしれません。大量のフィルードを使うか、循環させでも問題ないような環境つくり(今回は、キャリパーO/H済み、ホース新品。)が必要のようですね。
ブレーキ組み立て後にある程度走行しましたので、再びエアー抜き作業を行いましたが、まったくエアーは出てきませんでした。リザーブの液量を調整して閉腹。

チェーンコンバートした時に初期伸びがかなりあった刀。SRXも、その分を見越して少ないたるみ量で調節していたのですが、一行に 伸びません。刀はサイズダウン(630から530)、SRXはサイズアップ(428から520)なので、その影響のほうが大きいのかもしれません。適正なたるみ量に調整しなおしました。(ちなみに、刀とSRXは、まったく同じ銘柄のチェーンを使用しています。)

新品のバッテリーが短期間で上がってしまったので、レギュレータレクチファイアを疑っていたのですが、テスターで充電量を測ってみたところ、3000rpmで13.9V。問題ないように思える数値。少々様子見です。それと・・・・・・刀の車検が切れていました。


月曜日, 6月 10, 2013

安価なパットですが・・

注文していたフロントブレーキパットが到着したので、交換しました。


いやぁ、とてもコントロールがしやすくなりました。入力に対するアウトプットが正反対の性格で、初期のレスポンスは多少悪いのですが、奥でリニアーな性質は、思うところの通りの性質。どちらかと言うと、ブレーキの利きよりも、フロントフォークの沈み量コントロールに違和感があったのだと再確認した次第です。

ZCOOのパットは、初期の食いつきのレベルが高く、思った以上にフロントが沈み込んでしまうので、フォークが立ってしまい、若干の不安定感を感じてしまった。実際にパットを交換してみると、利き具合の違和感よりは、サスペンションの動きの方に違和感を感じていたことがわかりました。フォークのセッティングを変えれば、ZCOOのパットの方が、レスポンスも良く好印象になる可能性もありますが、 そこまでしなくとも十分に思われます。
しかし、SRXのハンドリングは、相当に高レベルです。各所を組みなおした状態で、さらにリニアーな性質に驚かされました。アクセルを開けているとき、閉じている時、ブレーキを掛けているときの挙動の変化が自然で、運転手側に迷いを抱かせません。体が勝手に動いてバイクが安定する方向へ収束してしまいます。それがまたマシンに動かされている気がしないところがさらに良いところでして、SRXオーナーがこのバイクから離れられない一つの大きな要因になっていると実感できます。エンジンパワーがもう少しあれば・・とは思いますが、シャーシが勝っているこの感じも悪くはありませんね~


水曜日, 6月 05, 2013

新品のローターは、ブレーキパットとセットで交換しましょう。


って、換えますか普通・・

スプロケットとチェーンなら、まぁ、具合によっては換えた方が良いような気はしますが、ブレーキなんて、当たりが出てくれば良い具合になるでしょ。とは思ってみたものの、一行に違和感のあるフロントブレーキ・・

マスター新品交換。キャリパーO/H(シールは変えていない。)ブレーキホース新品(ステンメッシュのもの。)既存パッドZCOOセラミックシンタード。結果まったくフィーリング変わらず、後はパッドとキャリパーシールキットを残すのみ。とりあえずパッドを注文してみましたが、今度はバッテリーあがり発生。 台湾ユアサ~やはり中華は駄目なのか・・と思いましたが、充電してみると、完全復活!う~む。そういえば、ハーネスやり直したよね・・レクチファイア・レギュレータに行く充電配線も新品に。

「このレクチこわれないよね~当たりレクチ万歳!」

とどめ刺しちゃったかも。

まぁ普通、セットでは交換しないですよね。でも、正常に作動していたのは、ぎりぎりのバランスだったのかも。まぁ、新車のようには行かないもの。そういえば、新品に換えたボルト類、ぽろぽろ脱落中です。(トルクレンチで締めていない、主要でないものですが。)