水曜日, 3月 06, 2013

ヘルメットホルダー(SRXのレストア番外)


はい、ヘルメットホルダーです。見事に錆びていますねぇ。以前に磨いたのですが、一度錆びた状態になると、すぐに錆びてしまいます。当初は、各部品の再生の為、クロームメッキを外注するつもりだったので、ピンを外してみようとドリルで揉んでみたのですが、折れて刺さってしまいました。(後にピンを外す方法を、ネット上で知りました。知らない事って、たくさんありますね~)まぁ、結果から言うと、再クロームメッキを行ってもらう事は非常に高価であり、どうしても部品がなく再生が必須の場合の最終手段と言うことを後から知るわけなのですが・・


アマゾンで、普通に売っています・・
しかも、純正部品で購入するより安価( 純正ヘルメツトハンガーアセンブリ 2,678円ヤマハホームページ調べ。)しかもメッキ品。純正部品を購入してから気付いてしまいました。

くやしいので、キーシリンダーの事など書いちゃいます・・

ヘルメットホルダーだけでなく、タンクキャップも同様で、それぞれ別に部品を購入すると、どんどんキーが増えていくわけですね。これではどうにも不便。でも、元の部品のキーシリンダーが生きていれば、それと交換すればキー1本で運用できるわけです。メインキーやタンクキャップなどは、少し面倒ですけど、ヘルメットホルダーは、とても簡単ですよ。チャレンジするならここから!


外したキーシリンダーです。六個のプレートが刺さっていますが、いちばん左のプレートは、シリンダーをケースに固定するためのもので、右から五個までが、キーと勘合するプレートになります。


キーを入れると、このようにプレートが下がり、フラットな円筒形になり、シリンダーが回せる状態になるわけですね。





中のプレートを外すと、このような形状です。わかりにくいかも知れませんが、内穴の位置が若干違うわけで、これがキーのギザギザと勘合してそれぞれの位置に収まるわけです。

ですから、プレートを適当に入れ替えると、下記のようになってしまいます。




これでは、シリンダーは回りません。

そんな訳で応用なのですが、 プレートを入れ替えると、鍵が違っていても、シリンダーが使える可能性があります。また、全部のプレートがなくても数個、または一個でも勘合するところがあれば(いちばん奥だと差込の節度が味わえませんが・・)多少の防犯性が劣る?ことはあろうとも、キーとして使えるわけです。たとえば上の写真の場合、偶然ですが一番右のプレートの位置が合ってますので、それ以外のプレートを外してしまえば、一応使えるようになるわけです。また、プレートの内穴をやすり等で加工して、位置をあわせてあげるのもよいかも知れません。

 *防犯性が劣る?
 ヘアピンのようなもので簡単にあわせやすくなりますが、実際の犯行は、もっと手荒だと思います。きちんと?ピッキングしてシリンダーを合わせる犯行は、非常に稀だと思いますので、それ程防犯性は劣らないのでは?と考えます。ある意味、全部プレートをはず・・・

ちなみに、部品注文した純正のヘルメットホルダーは、キー溝の位置が逆で、元のシリンダーに挿す事も不能でした・・恐らく、キーが二本になった場合の挿し間違い 防止の為のメーカーの親切心だと思います。個人的には迷惑ですけど・・シリンダー位、ディーラーで交換してくれよ・・とは思いますけど、交換工賃がキーASSY交換より高くなるかも知れませんね~


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