水曜日, 9月 25, 2013

ニュートラルに入りにくい。2(SRX)


SRXのクラッチ・プレートを並べてみました。この写真ではわかりにくいのですが、フリクション・プレートには二種類あって、その一部には、プレート同士を剥がしやすくするためのスプリング(本来はジャダー防止かな。)が仕込まれています。(トータルのプレートの厚みは、31.3mm)


これが、そのスプリング。スプリング・クラッチボス 5Y1-16383-00


 奥から二番目のプレートのみに、このスプリングが仕込まれています。よって、この部品が入る為に、二番目のプレートの内径は、他のプレートよりも大きい(外寸は同じ。)違う部品になっています。(プレート・フリクション2 360-16325-00)

プレート同士の張り付を防止してドラックトルクを減らせば、ニュートラルに入りやすくなるわけで、このスプリングを全プレートに組み込めば、ドラッグトルクを減らせると思われます。しかし、内径の大きいフリクションプレートは、他のプレートより板厚が0.2mmほど大きく、5セット変えてしまうと、全体で1mmほど大きくなってしまいます。クラッチプレートをそれぞれ0.2mmづつ小さくすれば収支が合うのですが(1.2mm)そのようなプレートの情報が無く、只今収集中です。どちらにせよ、部品代がなかなか高価です。う~

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