木曜日, 1月 31, 2013

メーターまわり(SRXのレストア11)


各部が出来上がってくると、組み立てはそれ程時間は掛かりません。個人的に注意しているところはありますが、マニュアルに沿ってトルクレンチで締め付けていけばどんどん出来上がっていきます。
メーター周りでは、トップブリッジ、キーシリンダーの傷、かすれが目立っていましたが、磨き&クリアー塗装で、新品のよう。キーシリンダーのラベルは、完全に禿げてしまっていたのですが、THE SIMPLE(SRXのFRP部品などを作っているショップ)さんのご好意で、ラベルステッカーを分けてもらい、とても綺麗に仕上がりました。(ブログに直接わけてください。と、お願いしてみたところ、快く譲って頂きました。感謝です。)走行しているときに目に付くものが綺麗に仕上がっていると、気分が良いですからね~そうそう、キーシリンダーの交換って、結構簡単ですよ。ヘルメットホルダーなどを新品で購入した場合、メインキーと違う鍵を持つことになりますが、分解してシリンダーだけ前の物に交換する事が出来ます。私も今回始めてイグニッション、ヘルメットホルダー、タンクキャップなどを分解してみましたが、思ったより簡単な構造で、しかも皆同形状のシリンダーを使用していました。分解作業を図解するのも、いろいろな面で憚るものがあるのですが、一度チャレンジしてみるのも良いかも知れませんよ~タンクキャップなど、海外コピー品も共通に使えるならちょっと試してみたい価格帯なんですよね~

火曜日, 1月 29, 2013

サブフレーム固定ボルト(SRXのレストア10)


純正のサブフレーム固定ボルトの規格を見てみると、12.9の強度区分である。ですから、12.9の強度のもののステンレスボルトに換えれば、単純な強度的問題はクリアーされる。世の中にはあまり出回っていないものの、12.9のステンレスボルトは存在する。でも、サービスマニュアルでこのボルトの締め付けトルクを確認してみると、30N・m。多分に余裕のある締め付けトルク・・(12.9、M8の降伏点締め付けトルクは、45N・m)その下の強度区分のもの(10.9、M8の降伏点締め付けトルクは、38N・m)でも最大締め付けトルクはクリアーできるし、トルク係数も鋼製並とステンレスボルトメーカーのホームページには記載されている・・都合の良い解釈と自己責任で、BUMAX100というボルトを採用してみる事にしました。以前、このボルトについて、縦に走る亀裂を見つけたのですが、他に代わる入手が容易なものが無いのも現実。研磨したステンレスの輝きには勝てないんですよね~アンチシーズ剤を塗って、一割くらい差し引いたトルクで締めれば、大丈夫でしょ・・多分。あくまで自己責任ですよ~

写真左は、研磨前。右が研磨後です。ビュ~ティフォ~

水曜日, 1月 23, 2013

マフラーの塗装2(SRXのレストア9)


100℃で約20分、こんがり焼けあがりました。耐熱塗料のべとつきも無いようです。ただ、つや消し黒を使ったのですが、半つやくらいの方が質感は良かったかも知れません。(半つやは、つや消しに比べ、高価だったので見送りました。)





カバーも傷だらけだったので、アルミ板で作りました。ロールベンダーで曲げただけではどうも上手く収まらない様で、かなり苦戦・・3mmのアルミを使ったので、丈夫なのですが、微妙な曲げは融通が利きません。かなり適当な仕上げです。かなり強引にネジ止めしちゃいました・・・




マフラーのステーのブッシュのゴムが剥離してきています。純正部品だと、ASSY交換になるので、結構高価(4000円程度×4)同寸法の汎用品もなかなか見つからず、今回は見送ります。完全剥離してしまったら、 ステーごと自作して、汎用のブッシュを使った方が安く作れそうです。

しかし、純正マフラー重いです。低重心に貢献しているものと思いたい・・


水曜日, 1月 16, 2013

マフラーの塗装1(SRXのレストア8)

車体が綺麗になってゆくほど気になってしまうマフラーの錆び・・本当は、ヨシムラとかのマフラーを入れたいのですが、それは、それは、結構なお値段。仕方がないので、自分で塗装します。さてさて、耐熱塗料ですか・・ホンダ純正リペア耐熱塗料のページを見てみると、150℃で15分乾燥させます。と書いてある・・

これでどうだ・・
工業用ドライヤーと温度計をセットした簡易ブースを作って見ました。が・・120℃が限界です。

しかも、底面が溶けてしまった。

底面は、断熱シートを敷くとしても、温度が上がらない(断熱すればあがるかも知れないが・・)事にはどうにもならん。再度、耐熱塗料を調べていると、100℃乾燥のものを発見!(LABEN耐熱塗料ブラック ツヤ消し)早速モノタロウで注文しておきました。

モノタロウ、安くて便利です。




火曜日, 1月 15, 2013

チョークプランジャー(SRXのレストア7)

チョークプランジャーをマウントするケースが破損していたので、アルミ材(A2017)を削りだして作りました。ケーブルごと純正品と交換したいところでしたが、結構なお値段だったのと、ケースがプラスチック製なので、またいづれ破損してしまいそうで・・
ケーブル類は、このケーブルを除いて全部新品部品を取り寄せたのですが、チョークだけは再使用、それでも割とスムーズに作動するようになりました。今までは、チョークレバーを引くと、ガチガチと固着している作動感でしたけどね~
 &ネジピッチが特殊です。(M12*1)

火曜日, 1月 08, 2013

オイルタンク(SRXのレストア6)





SRXシリーズの中でも、洗練された形状のオイルタンク。風の当る前面であると同時にフレームに沿うように無駄なくマウントされています。
分解してみると、中は以外に綺麗で、変色やスラッジも無く、オイル管理がそれなりに行われたいた様な良い印象です。



今回のステンレスボルトは鏡面仕上げにしてみました。今までは、テーパーなど、形状に請っていたのですが、純正風でいて一手間かけた仕上げです。とはいっても旋盤でテーパーに削るより、数倍も時間・手間は掛かりますが・・



ボルトにアンチシーズ剤、合わせ面に3Mのシリコンボンド(目立たない灰色)を塗布、ボンドはほとんどはみ出さない位の少量を切れ間無く塗布します。締め付けたときにはみ出す量は、内側も同じ事なので、これがはがれてしまうと、オイルストレーナーに引っかかります。少量なら大丈夫でしょうが、気持ちの良いものではありませんからね~