金曜日, 9月 25, 2015

ビーノのレストア6(年式・型式ルーツを探れ!)


このビーノは、車体番号が削られた状態で購入しましたので(SAまでは確認できるので、SA10J(YJ50R)なのは確定済。)年式、型式が不明です。でも、車体があればヒントがあります。まず、タイヤ、「1500」とありますが、これは、2000年の15週目と言う製造した日にちになります。よってタイヤ交換をしていない車体なら、2000年以降に車体が組み立てられた。と言うことになります。ちなみにSA10J型は、2000年からなので、このタイヤが標準でつけられたものと、ほぼ確定できます。(中古のタイヤを付けられた場合、確定不能。)

SA10J(YJ50R)は、2000年排気ガス規制適合から5AU(YJ50R)から変更になっているので、(ややこしい!) エンジン型式が3KJではなく、A133Eが付いているはず。この車体は、A133Eでした。この型の2ストビーノは、2003年まで生産されていたので、2000年から2003年に製造せれていたモデルで濃厚。

では、他の品番で、2000年から2003年までに変更を受けている部品を探っていきます。ヤマハは部品羂索がホームページ上からできるので、大変便利。マフラー、キャブレターは、その年式ごとにアップデートされているので、これでほぼ確定できることでしょう。調べてみると、キャブレター2000年モデルと一致。マフラー1999年モデルと一致・・   えっ、1999なの?排ガス規制前のマフラーなので、通常ありえない。キャタライザー無しのマフラーが2000年以降つくことがあるのだろうか・・

排ガス規制を調べてみると、継続生産車でも1999年9月から規制開始なので、このマフラーが使用されていることは考えにくい・・元のユーザーが交換したのか・・
とにかく2000年モデルが濃厚。

YJ50R VINO model2000 SA10J(5AU9) coler B

そして、販売年月日、1999・08

1999・08ですと~  規制まで1っか月・・まさかこのときのモデルなのか・・まぁ、ありえませんね~

たぶん・・


排気ガス規制(国土交通省)


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