水曜日, 9月 09, 2015

ビーノのレストア2エンジン始動


まずは、エンジンが掛かるか確かめます。キックペダルからくる反力で、エンジン圧縮は、ある程度わかりますが、実際にかけてみないと不安です。エンジンが掛からず、他から手に入れる場合になれば、もう利益を出すことは不可能になると思われますので、死活問題です。(利益目的ではないのですが、一応。)

さて、分解してゆくと、インレットマニホールドに亀裂。これはヤマハのスクーターによくみられる不具合で、前オーナーも、これがきっかけで、このバイクに見切りをつけてしまったのかも・・外観が綺麗なのと、走行距離からいって、非常にもったいない判断です。でも、修理してもらうと高いのでしょうね・・


インレットマニホールドにパッカリと亀裂が入っているので、エンジンを掛けるのは不可能のように思えますが、方法はあります。キャブレターの吸い込み口に直接、スプレー潤滑剤などを噴射して、スターターを回す方法です。これは、ディスカバリーチャンネルなどの海外レストア番組などでも使われている方法で、潤滑材がシリンダーの保護も兼ねるので、割と安心にて行える方法だと思います。このエンジンの場合、一発で始動確認が取れました。ラッキー

ディスカバリーチャンネルの影響で、レストアして利益をあげる目的で、レストアを開始しましたが、実際にスクーターなどで利益をあげることは不可能に近い所業だと思います。スクーターを相場より安く手に入れることができたとしても、分解して部品として売るほうが、手間も少なく、確実に利益が出ることだとは承知しているのですが、趣味も兼ねているので、徹底して分解し、新品のように仕上げたいと思います。それでも出来るだけお金を掛けないつもりなので、手間は膨大なのです。


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